全員経営と「自由と情報」による管理に必要なかたち
それは、垂直型の組織(指揮系統)ではなくサテライト型組織です
ECで防音グッズを販売しているピアリビングの室水店長
わたしたちは普通、組織にはトップに最高権力があって、それを部長、課長と順番に移譲していくものと考えられています
しかし彼女は違います
彼女がいう組織とは、自身が標榜する「全員経営」を体現するものでした
それは双方向に意志の疎通があり、双方向の意見交換があり、お互いがお互いを尊重しあいながら有機的に結び付いている
細胞組織
その起点、基軸には室水さんの理念・志があるだけ
各チームは上司の裁量の必要なく、経営理念とMQ志向の2軸・両輪で「自分で意思決定」できる
上長はその意思決定の妥当性を認める役目しか持たない
誰かに判断を仰ぐこと無く、自分たちで考え、実行して自分たちで評価する
自分たちのチームで「Plan-Do-See」を完結する
「全員経営」のグループ(組織)概念図はこうであるべきです
「自由と情報」による管理
そのために必要なものは
1.情報 (精選された)
2.教育 (それを理解できる)
3.組織と仕組み (実行する)
「全員経営」とは
人間性の実現のための組織とそれを担保するMQ(計画)の実行
意思決定とモチベーションはその両輪・かなめです
〈初出日 2016.0730〉