現状が赤字である・黒字であるということは大した問題ではありません
重要なのは、そもそもそのビジネスモデルがもう時代から必要とされているのか?
構造的に利益が出ないようになっていないか?
ということをきちんと認識することです
経営は「そこ」に手を打たなければ、何をやっても時間とカネの無駄になってしまいます
MG研修やマイツール・環境整備もしかりです
そことは
1.経営者と従業員の「絶対黒字にするという意識とその行動」が乖離している・矛盾している、あるいは整合性が取れていない
2.経営環境の変化に経営者が対応できていない 儲ける仕組みが陳腐化(古い)している
3.自社の立ち位置 いまの自社や自分はどこに居るのか?
自社が乗っているエスカレーターは、登りなのか下りなのかによって
必要なエネルギーは大きく違ってきます 当然、登りのエスカレーターに位置するようにすることが良いのは云うまでもありません
どうやるのかでは無くて、何をするのか?
How to ではなくて、 What toです
この意識がない経営は徒労に終わってしまいます
経営者と社員は疲弊するだけです
本質を学ばなくして、手法だけを追い求めることは危険です
原則の理解からしか、応用は生まれません
夢やビジョンを語るとともに、
どこに「儲けのツボ」があるのかを見極めて、皆を「その気」にさせて引っ張っていく
経営者の資質はそこに尽きます
〈初出日 2016.1224〉