MGで涵養する3つのスキル
MGは人間改造機です
何度も繰り返すことで、3つの能力が自然と身に付いていきます
1. 経営力(コンセプチュアル・スキル) … ゲームを通して
2. 計数力(テクニカル・スキル) … 決算・MX会計を通して
3. 人間力(ヒューマン・スキル) … ゲームと交流を通して
1.MGの期数を重ねることによって全体を見る力(大局観)や洞察力、すなわち経営力がつきます
数字に対するアレルギーがなくなります
仕事に対する意識の質とレベルが上がります
最初は意識していた「戦略思考」が、無意識に出来るようになります
そうなったときが全員経営へのスタートです
戦略眼とは「見えないものを(予測して)意志決定していく力」とも言い換えられます
長期的視野で5年くらい先のことを決めたり、考えたりすることです
2.計数力は訓練量に比例して向上します
これは目の前の仕事をこなす能力です
「業務」ともいい、その反対はある程度の予測可能なことをこなすことを「仕事」と呼びます
新人はまずこの能力をつけることから始まります
MGの決算は手計算です
コンピューターでやれば自動決算で簡単にできるのに、あえて手計算にする理由はこうです
1)手計算の過程で自分の意思決定への反省ができる
2)社会人・経営者としての基礎能力をつける訓練
3)確実性・的確性・細心性を養う訓練
4)手順やプロセスをきちんと守る訓練
決算もそうですが、何事においても
「早いということは、わかっている」ということです
3.なによりも大切なことは「人間力」の向上です
人間を磨くには経験(期数)と交流です
「人間力」は感想文に顕著にあらわれます
成績が悪くても 決算ができなくても、文章にはその人となりが表れます
前向きで明元素な文章であるのか?
「あの人のためなら、頑張れる・信じれる」
そんな風に評価されている人は、このヒューマン・スキルが高い人と言えます
MG研修に、もし評価を入れるならば 感想文70% 成績25% 計数力5%と云われています
1)感想文(人間力)70点
2)経営力(洞察力)25点
3)計数力(遂行力) 5点
何と言っても人間力が一番重要なんですね
MGは採用試験や人事考課にも使えるツールでもあるんです
期数は裏切りません
裏切りませんが、身につけた能力を実践する・しないはあなた次第です
「天下に最も多きは人なり 最も少なきも人なり」(黒田官兵衛)
〈初出日 2017.0330〉
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