戦略会計の真髄とも云える「要素法」を本当の意味で理解するには、
ポケコンによる行入、すなわち訓練がすこぶる効果的です。
それぞれの要素がきちんと意味を持って結合し、科学(数学)になっていることが
身を持ってわかるからです。
よくP/Lの売上高をPQに、売上原価をVQに、売上総粗利高をMQへと変換しただけで、
戦略会計であると云っている人がいますが、それは全く違います。
ただ日本語(漢字)をアルファベットに置き換えただけに過ぎません。
その本質は
西先生の言葉を借りると、原子があって分子が存在するという関係なのです。
原子とはP・V・Q・F・Gのことで、分子とはPQやVQやMQのことです。
分子そのものが存在するのではなく、P・V・Q・FあるいはMという原子の化合及び結合によって
経営は動いているということなんです。
MQを例にとってみると
MQはそれ自体が存在することはありません。
また「PQ-VQ=MQ」ではなく、
「G+F=MQ」でもありません。
MQはM*Qの積であるが正解です。
さらに総MQは何百、何千にもなる、ひとつひとつのMQの総和であることがわからないといけません。
戦略会計が科学である証明は、STRAC-1プログラムの130行~170行に展開されています。
そして、現行の財務会計や他の管理会計との決定的な違いは180行にあります。
そこにはQの概念を導入することによって、MQはM*Qであることを、ここで高らかに宣言しているからです。
「知る・できる・やる」
このできるという能力は、繰り返しからしか得られないからです。
あの鈴木メソードや公文式教室もその思想であり、もちろんMGもその思想を踏襲しています。
ポケコンで「STRAC-1」のプログラムを20回ほど否応なしに入力すれば、理屈もあとからわかってくるし、
そして何よりも、自分の体の細胞の中へ科学的思考と戦略会計が染み込んで行くのです。
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〈初出日2018.0226〉
※戦略会計はマネジメントカレッジ㈱の登録商標です