商品価値公式は、お客様が商品やサービスを選択する際の心の中を数値化できます
すなわち自社と他社の商品・サービスを客観的に比較することができます
お客様が、Pだけで判断してしまう(安い方を買ってしまう)のは自分がそれを買う理由がわからない(知らない)からです
ですからお客様に、それを選ぶことが自分にとってのValue(商品価値)の高い理由を
きちんと「伝える 教える 拡める」ことです(赤チップのもつ意味はまさにこれです)
そうすれば、お客様の判断基準はP(価格)だけではなくなります
今日ではQualityが良いものは当たり前で、もはや差別化にすらなりません
お客様が自分にとってのB(ベネフィット・便益)を明確に知ることができ、本当に納得してお買い上げいただくにはこの数値を高めねばなりません
1)機能的なベネフィット
早い 便利 美味しい 使いやすい など
2)情緒的なベネフィット
デザイン 楽しい 限定品 親切 など
それは馴染みだから、信頼できるから、自分にとってそれを買う意味がある等、様々です
自社の商品・サービスの価値(Value係数)を高めるためには、
お客様のBenefits(便益)係数を高めて周知・徹底すること
そうすればPに関係なく、お客様に喜んで満足していただけることになります
MGではそれが、青チップに代表される「戦略チップ」で表現されるわけです
※「商品価値公式」
V=(Q+B)/P Value(価値)Quality(品質)Benefits(便益)Price(価格)
顧客はその商品やサービスのValueの多寡で比較や、購入の意思決定をする
〈初出日 2016.0421〉