MGの戦略チップは4種類あります
それぞれ色によって役目が違いますが、赤チップは「販売力強化」にキャラクタライズされています
チラシで告知して店頭に山積みし、ガンガン売るというイメージです
それも大事なことですが、ネットとリアルのビジネスが融合(統合)されていくなかで
顧客とのキーワードは「伝える・伝わる」です
何を伝えるのかというと、それは商品の機能ではなく、つくり手の想いです
いくら機能がよくてもそこが伝わらないとそれは無いのと同じ
そう社長の想いが、きちんと顧客に伝わらないのは、マーケットに存在しないのと同じことです
伝えきれていない、伝えるのが下手、あるいは遠慮している
MGと同じで声が大きい、元気な人のほうが、売れる確率が高いと思いませんか(笑)
きちんと伝えることができれば、その想いに共感して応援してもらえるマーケットは必ず存在します
そのマーケットに存在する(するであろう)Qで経営計画をたてれば良いのです Qから逆算する経営計画です
もしそのQで必要なGとFが出ないなら、今はまだそのサービスは必要とされていなかったというだけのこと
もうひとつ赤チップで大事なこと
それは忘れられないこと
困ったときに思い出してもらえることです
そのために取る手法方法・手段は何かを考え実行する
赤チップの本当の意味はそんなところにあると思います
「良い商品・サービス」が売れるのでなく、「売れるもの(認知されたもの)」が良い商品・サービスなのですから
〈初出日 2016.0608〉