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MGの名簿と郵便番号:マイツールはソート

1. MGの名簿はマイツールで作成しますが、必須項目に郵便番号があります

名簿はMG研修で最初に手にする情報であり、インストラクターにとって極めて重要なものです。

なぜ重要なのかというと

1. どんな所(企業)から、どんな人が来ているのか?
2. どんな仕事をしているのか(業種や職種)
3. 名前から、どの程度の経験度なのか? どの層を狙って講義をすればいいのか?

などを名簿を見ながら考えるわけです。

講義内容も参加者の業種や職種に合うように、イメージしやすいようにアレンジも考えます。

2. そして、名簿は必ず郵便番号でソートがされていなければなりません

ソートすることで名簿は戦略的になります。 地域ごと、会社ごとにまとまるからです。

「そうか、今回はここから来ているひとが多いな」
「この会社からは、何人来ている」

ひと目でわかります。

MGのインストラクションは相手中心主義ですから、あらかじめ進行や講義内容を事前にイメージして臨みます。

もちろん会って相手を見て、全体の構成や進行を考えて進めていくのですが、それでも事前情報としての「名簿」は重要な意味をもちます。

なので名簿に業種や、社内MGならそのひとの社内での職種があると大変助かります。

インストをする前日に、名簿を前にしてあれやこれやと想像や妄想を掻き立てているのです。

3.世の中の「名簿」は、100%に近いほどExcelで作られています

見た目は同じなので、マイツールで作るのとどう違うのか?という声があります。

Excelはその場限りの「表」でしか過ぎない。
用が済んだら、もう二度とそのデータを使うことはありません。
使う時が来ても、そのデータの在り処がもう分からないので、探すのがまた大変です。

マイツールはデータベースから引っ張ってきて名簿にします。
使い回しをするのはデータベースなので、何回でも同じデータを繰り返し使うことが出来ます。

この違いがわかることが、「データベース経営」と「マイツール」を理解する第一歩になります。

郵便番号で重宝するのは、郵便番号の上2桁で地域や都道府県を特定できることです。
蓄積されたデータベースからこの機能を使えば、

どこの地域からどんな職種の人が過去何人来ているのか?

じゃあ、今後どこにアプローチをすればいいのか? するべきなのか?

そんなエリアマーケティングが一発でできます。

4. その郵便番号ですが、今年で実施されて50周年だそうです

では、どういう理由であの順番が決まったのでしょう?

100番の東京から始まって、最後は北海道の0番台で終わる番号の順番のことです。

先日、日経新聞に参考になる記事があったので引用します。

1.郵便を鉄道で運んだ名残りから順番が決まった。
2.東京が100番台なのは、東京に第一がつく一番目があったから。(例えば旧制第一高等学校や旧陸軍第一師団など)

つまり東京を起点として、鉄道の幹線に沿って東海道、近畿、中四国、九州まで南下して、幹線から外れた北陸、東北、北海道へと反転するのはこんな理由があったわけです。

日経新聞より転載

 

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〈初出日2018.0614〉