冬の夜空に一際大きく輝く3つの恒星

おおいぬ座シリウス、こいぬ座のプロキオンとオリオン座のベテルギウス、それが冬の大三角です。

星座は大昔から、航海に於ける大切な道しるべ(指針)になってきました。

MGには指標となる三角形が多く存在しますが、最近特に思うのはこの三角です。
それは全国各地に散らばる、MGシーガルの指針と思えるからです。

MGの大三角

1.待つ(教えない)

「教えさす」はMGの重要なファクターですが、それよりはるかに大切なものが「教えない」です。

すぐに教えたくなるのが人の常。
何でも教えたくて仕方がないのも良くわかります。

しかしMGは、本人に実力を身に付けてもらい、その実践を求めます。

自由な環境のもと、自分で考えて、自ら何らかの方策や解答を見つけ実行する。
そしてやっぱり間違える。

この繰り返しが「創造と革新」を生み出す原動力になります。

社長が何でも決めて指示を出すのは簡単です。
それではいつまで立っても社員は育ちません。

リコモンの育成には彼を教育して育つ時間とそれを待つ覚悟がいるのです。

2.美しく(美的に)

MGには、美意識を感じさせるものが随所に散りばめられています。

まずMGのネーミングからして美しさを感じませんか?
さらに「情報のSTUV」「STLoWSの法則」「OPQR分析」など、西先生はネーミングの天才です。
良いキャッチコピーやネーミングには美意識が必ず存在します。

第1期の材料の買い方。 2個12円、3個13円、4個14円を等差級数になっていて、
それでいてFCでは黒字、DCでは赤字になるようにしてある。

買ってきた9個の材料の並べ方。

MQ会計表(チャート3)の線の太さと色。
MX会計表(第5表)の対角線。  このななめ線は会計的には何の意味も持ちません。
しかし、この線で表が締まって来るのです。

MX会計表やMQ会計グラフを見てください。  体系的なものは美しく、シンプルなのです。

企業方程式。
ポケコンのプログラム。
プログラムさえも美的でなければなりません。ただ単にアウトプットが出ればいいというものではないのです。

名前は5文字。

マジックの線は7ミリ。

こだわりが強いということは、それだけ美意識が高いということです。

MGには全てに美意識が入っているので、期数を重ねるにつれて自ずとそれを血肉にすることができます。
ただし、本人がそれを意識しているか?が重要ですが。。

美意識を持つ、高める意識が創造や革新を産み出すバックボーンをつくるのです。
つまりそれが青チップということです。

3.スパルタ(訓練)

MGの英語バージョンでは、教育のことをTraining(トレーニング)にしました。
educationには何となく学校教育の受け身の感じがしたからです。
企業の(教育)研修はやはり訓練が一番だと思います。

MGは鈴木メソードの思想からも大きな影響を受けています。

「どの子も育つ、育て方(訓練)次第」

Y理論は優しく接するだけ、自由放任主義ではありません。
やはり最初の初期設定が大事で、そこは厳しく訓練しないといけないのです。

設定が正しく出来たら、あとは本人の自主性を尊重してその努力を見守ってあげる。
そこは待つのです。

「ゲームは厳しく、MGは楽しく」(延命 裕)

競争もなく売らせてあげるMGは、本人ももちろんですが周りの人もダメにします。

売れれば誰でも気分は良い。
しかし、何も考えずに簡単に福岡や名古屋で売れて、それがその人のためになるのですか?

真剣にMGをやれば、頭はクタクタになります。百何十回もの意思決定を繰り返すわけですから。

夜の交流会だけに力を発揮しに来てる人もいます。
そういう人に限って「MGは交流が大事だ」
必死にゲームをやったあとの交流ありきでしょう?

赤字からの脱却を目指して、悩みを持って会場に来ている経営者もいます。
そんなMGをしては、勉強をしに来られた方に対して甚だ失礼な行為だと思うのです。

MGの神様に叱られると思います。
MGシーガルの名が泣きます。

シーガルとは孤高です。  みんなと仲よしにならなくてもいいんです。
信念を持ち、志高く飛んでいて欲しいと思うのです。

MG研修の案内はこちらです。

〈初出日 2019.0304〉