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MQ会計表(チャート3)の謎

MQ会計表は大事なところは色を変えて目立つようにしていますね
それはMとQとMQそして自己資本の欄です

MGの期数を積めば、会社の経営情報は頭のなかで自然にP、V、M そしてQがあってPQ、VQ、MQの順番に整理されるようになります
つまりQを起点として上の3つは下の3つと繋がっているのがよくわかります

経営にとってQが最も重要なことが一目瞭然です

マイツールで商品分析や販売分析をするときにもこの順番は動かせません

この姿は体系的で本当に美しい

 

MGは通常6人一組でゲームをします
ではなぜ名前を書く欄が7つもあるのでしょうか?

予備の欄ですか?  それとも7人でもプレイできるためにでしょうか?

じつは実務でそのままこの表を使えるように配慮されているのです

ヒントは7つの列です

7つといえば1週間、半期分の成績が一瞥することができますよね
つまり氏名欄に月曜日から土曜日までそして最後にその週の合計を書けば、その店や部門の一週間の成績が一目でわかります

同様に1月から6月までの実績と最後の欄に合計を書けば半期分の成績表ができあがります
あるいは自社(自店)の商品やサービスを大きく6つのカテゴリーに分けて販売分析に使うのもいいかも知れません

要は会社の全員で情報を共有し問題を一緒に認識することが大切なのです
MGのときグラフに書く線の太さや大きさをやかましく言うのはこのためです

そして俗にいう「壁貼り」ですが現在は2枚です
チャート2(自己資本グラフ)とチャート3(MQ会計表)です

それではチャート1はどこにいったのでしょうか?
MGの初期の頃はチャート1も貼っていました

それはマーケットシェアグラフです

第5表のMX会計表でも必ずマーケットシェアを算出するのはこの理由からです

企業の業績(利益)と自社の製品シェアは必ず相関します

MGでもそれを学ぶためにグラフに書いていました
しかし、貼る場所と費用の節約のためにのちに省略されるようになりました

〈初出日 2014.0725〉