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PQがゼロのときのSTRAC

MGはスパルタです

しかも売り方は「教えない」ですから
まれにレアケースですが、PQがゼロの参加者が出ます

そんな時のSTRACの書き方です

1.平均PとV(コスト構造)の箱は×(バツ)にする
2.V率とm率は「不定」
3.f/m比率は∞%(無限大)  g/m比率は▲∞% になります

それでは、1円のGが出た場合はどうでしょう?

MGは四捨五入ですから、f/m比率は100%でD評価でしょうか?

正解は99.9%でC評価になります(g/m比率は0.1%)

このケースは、現実に即して、事実に基づき杓子定規的な解釈をしてはいけないと云っています
硬直した考え方ではなく、事実に即して臨機応変に対応する

これはMGというか、西順一郎先生の物事に対する考え方が大きいと思います

科学主義、すなわちファクツベースの見方がそうさせているのです

「科学的に考える」ということはこういうことなのか
そんなこと教えてくれる事例ですね

〈初出日 2016.1215〉