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Qアップの3原則

経営の要諦はQです

なぜなら、ポケコン(ポケットコンピューター)を使って企業実態の経営分析を行います
そうするとP.V.Q.Fの4要素のうち、一番フレキシブルな要素はQであることが分かるからです
フレキシブルとは実現の可能性があるということです

そのQの確保(Qアップ)のために、心掛けていくことは何でしょうか?

それは3つあると思います

1.リマインダーをする、知ってもらう
月に1回はお客様に思い出してもらうこと
そして、何かのときや困った時に自社のことを真っ先に思い出していただく

手段としてはニュースレターとSNS(ブログ)です
「発信」を通して
自社を知ってもらう   その存在を知ってもらう
人となりを知ってもらう   どんな考えで経営をしているのか? 等々です

よい商品・サービスだから売れるだろうと思うのは、甘い考えです
いくら良くても知られなければ・知ってもらえなければ、それは存在しないのと同じことです

検索に引っかかるようなキーワードも大切ですが、それよりも自分の想いや志を伝えていくことのほうがはるかに重要です
そこ(理念)に共感や同意を覚える人たちに商品やサービスを支持してもらうこと

「〇〇なら、あそこに頼めば間違いないわ」

そこには価格競争の原理は作用しにくくなっているはずです

2.顧客(名簿)管理

購入客だけではなく、見込み客も顧客名簿に登録しましょう
それは自社のMQ未来情報になるからです

名簿とはデータベースで管理して、ソートやUPDで分析して、顧客へのアプローチを考える
どのお客さんにどのような手法でを考えるベースになります

次の行動を起こすための情報
顧客管理データベースはマイツールを使った西式名簿が最高です

3.相手中心主義
「真・善・美」の善

美しいということはセンスにつながり、理にかない合理的なこと
善いということは相手中心主義 使いやすさ 思いやり フールプルーフなこと
真は技術そのものです

Qアップのキーワードは「善なること」  つまり相手中心主義です
技術主体(理論主体)ではなく、顧客第一主義になること

相手中心主義には全体最適化で妥協することではなく、お客様主義・お客様目線を貫き通す覚悟がいります
部門間や個人間の利害関係に押しつぶされて、玉虫色案を採択してはいけません

とどまるところは、どれだけ顧客の視点に立って考えて抜いていくのか?
結局のところ、青チップも黄チップも、顧客第一主義のマーケティングに帰結してゆくのです

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〈初出日 2018.0117〉