今年の「おやこMG(親子MG)」が先日終了しました。
2014年3月から始めたので、足掛け5年・6回目の開催になります。
今回は、ちびっこ用に見やすく大きくわかりやすくした帳票類も準備して臨みました。
2日間の感想は、「やっぱりMGは凄い、そしていいな」ということです。
よく子供たちにMGを勧める理由として、「魚の釣り方を勉強する」という例えがあります。
それは彼ら(彼女ら)に本当に必要なのは、学歴や資力(財産)ではなく「自分で稼ぐチカラや生きるチカラを身につける」
ことに他ならないからです。
社会人(経営者)でも数字の意味を知らないことが多いなかで、
きちんと自力で決算書が作れることは必ず生きてきます。
(しかも、慣れると大人よりも早くできて来ます)
社会人になれば、否応でも数字と向き合って生きていかなければならないので、
情報リテラシーの涵養は必須です。
でも本当はそれだけではないんですね。
「人として生きるチカラをつける」というのは
思いやりと創造力です。 つまり人間力なのです。
MGは大人でも音を上げるほど、きつい。
でも論語の素読をするように、大人と同じカリキュラムで勉強をする。
ここに「MGは行入である、MGは訓練である」の真髄があります。
講義もおとなのMGとほぼ同じ内容です。 かつて寺子屋で行われていた漢詩の素読と同じです。
西研のMGにはY理論がベースの「教えあい」があるから、きついけどつらくない。
訓練だから、スパルタだけどいじめではありません。
また来たいと思わせる仕組みや雰囲気があります。
小学4年生から70才のシニアまで、一緒にできる勉強会がどこにあるのでしょうか?
子どもたちの無限の可能性を抑えることなく、伸ばして欲しいとみんなが思うからです。
だから、MGを経験した大人はこうも思っています「もっと若いときから、やりたかった」と。
そしてこうも思うのです。
「読み・書き・ソロバン」の基本が出来る大人になって欲しい
なぜこう思うのかですが、今の大人は(社会人は)基本中の基本であるこのチカラが非常に弱くなって来ていると感じている
からです。
なかでも文章を書くチカラと、計算能力がすこぶる弱い。
紙とボールペン・電卓を使わなくなったからなのでしょうか?
また自分で字を書かないから、筆圧も弱々しい。
MGは人として基本的な「生きるチカラ」を涵養・訓練する道場です。
努力と競争は人や経済の成長には欠かせません。 そして競争には敗者も出ます。
だからMGで人を思いやるこころも学んで欲しいのです。
競争するのは勝つためなのではなく、皆が幸せになるためということをわかって欲しい。
みんなが幸せになる方法をゲームで体感する、科学的に考えて欲しい。
Y理論と「STLoWSの法則」をしっかりと身に付けた大人になって、
「戦略マン」的な行動・思考を身に付けて欲しいと強く願うわけです。
そして中学生になればマイツールとポケコンを使い始めて欲しい。
それはMGで学んだことを実践する道具なのだから。
おやこMGの案内はこちらです。
〈初出日2018.0402〉
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