休憩は11分 その合理精神と人間主義
西 順一郎先生は万人が認める超合理主義者です。
要らんことは考えない。 余計なことや無駄なことは思考しません。
それは、前頭葉は思索や創造のために使うものだからです。
情報はざっくりと見ます。 基にして粗なる基幹情報だけを押させる。
細かいことは見えるのだが見ない、細かい部分は思うが思わないのです。
また、不要な情報があってもDL(デリートライン)やDC(デリートカラム)で消さない。
無視すれば(見なければ)よいだけだからです。
MGの休憩は11分
ATMの出金は99,000円
マイツールに入力するホテルのチェックイン時刻は22時22分
全部がこの調子でゾロ目なら短時間で楽に入力でき、また考えなくてもいいからです。
毎日の服装にも無頓着。 Tシャツとジーンズでそこのところには気を使わない。
(清潔で失礼がなければ良い)
こういう合理的思考回路を「省脳の思考回路」と言います。
たとえばMGのとき、ポケコンを使う人は省脳です。 なぜか?
電卓と違いポケコンには計算履歴が残ります。 これで見直しができる。
つまり入力ミスを考える必要がなくなることが、省脳になっているのです。
赤黒2色のボールペンを互いにセロテープで巻いた、あの「戦略マンボールペン」も合理的精神の発露です。
いちいち2本のペンを持ち替えるよりも、一本にしたほうが合理的だからです。
また通常のボールペンより長いので、インストのときの指示棒の代用にもなります。
人間賛歌
MGのときの「ミス発見器」はそこに数字を記入することで、頭の中をNEWドンして(一度クリアにして)から
もう一度見直しをしろということなのです。
そうすると不思議なことにすぐに間違いは見つかります。 これが省脳です。
他人に見てもらえればすぐに見つかるのに、自分でやるとなかなか苦労する。
それは他人の頭のなかにはその数字が最初から無いからです。
MGは人をいじめない、人を信じる人間尊重の設計思想が根底にあるのです。
人間の脳は思考に使う。 創造的なことに使う。
そして日程管理や住所管理はコンピューター(マイツール)にさせる。
空いた容量を創造に振り向けるのです。
MGの理念は「楽して儲ける」です。
合理的かつ科学的に金儲けをし、かつ全員が幸せになることです。
「スマート&ハピネス」
別の言い方をすれば
「効率と人間尊重の同時実現」なのです。
そのための省脳にコンピューターを使うのです。
AI時代に求められるスキルこそが省脳、頭の使い方です。
戦略マン・ボールペンの作り方
これを使えば戦略マンになれるわけではないのですが、
西式合理主義の象徴、武士の刀のような意味合いもあると思うのです(笑)
使用するボールペンは、三菱ベリー楽ノック(ノック式)1.0ミリ
18cmの長さにしなるように、お互いのペンのゴムカバーの手前で抱き合わせます。
幅1センチのセロテープで27センチを使って巻きます(写真参照)
ボールペンの芯は1.0ミリが標準です。
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〈初出日 2019.0829〉
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